しょうがの成分
独特の香りや風味のあるしょうがの成分とは、いったいなんでしょうか。
しょうがの皮の下部分からは精油が抽出できます。この精油には薬効のあるさまざまな成分が含まれています。
またしょうがのでんぷん質には、独特の香りや風味のもとになっているオレオレジンが含まれています。このオレオレジンの中には殺菌効果や抗酸化作用がある「ジンゲロール」や「ショウガオール」という成分が含まれています。ジンゲロールには、セロトニンを抑制して吐き気を抑える働きがあることがわかっています。
精油にはボルネオール、ファルネセン、ジンギベレンなど30種以上の成分が含まれています。クルクミンやリモネンもここに含まれています。精油にはこのように多くの成分が含まれていますが、これらは皮のすぐ下部分にあるため、皮をむいたしょうがの場合には含まれていないことがあります。また乾燥させてしまうと精油に含まれる成分が化学変化して、他の成分に変わってしまったり消滅してしまうこともあります。しょうが独特のさわやかな香りは大変失われやすく、乾燥したものの香りは弱くなってしまいます。
そのため最近ではしょうがに含まれる成分だけを精油にして取り出して、しょうがの薬効成分を利用することも多く行われています。