喉頭がんとは
喉頭とよばれる部分は「のど」を表しています。
「のど」とよばれる部分は食事や呼吸のような生命維持に不可欠な機能を担っている臓器です。また声によるコミュニケーションをとるための機能も担っているため、社会生活をするためにも不可欠な器官です。「のど」にがんが発生すると生命維持の危険があるだけではなく、社会生活にも支障をきたすことになります。
喉頭がんは、頭頸部のがんの中で最も発生率多いがんです。頭頸部のがんの中で喉頭がんはその約25%を占めています。
日本での喉頭がんの罹患率は人口10万人当たり約3人となっています。
最も多く発生する年齢は60歳代後半と言われています。
男女の比率は10対1で、男性に圧倒的に多く発生していると言えるでしょう。
原因にはタバコとの関係が指摘されていて、実際に喉頭がん患者の90%以上は喫煙者となっています。
喉頭がんの中でも声門上がんでは、アルコールの多量飲酒が関与していると指摘されています。組織学的には90%以上が扁平上皮がんになります。喉頭がんは発生部位によって「声門がん」「声門上がん」「声門下がん」の3種類に分けられます。「声門下がん」の発生は他の部位に比べて少ない傾向にあるようです。