治療の可能性について
喉頭がんは、今まで治りにくいがんとして知られていましたが、治療法が進歩したことによって治療の成績も向上してきています。現在では頭顎部がんの中でも比較的治りやすいがんとして知られています。喉頭がんは初期に発見されることが多いため、生存率が高く治る可能性が高いことがその理由です。
しかし進行がんになった場合は生命の危険は避けられても、声を失ったり、呼吸や食事など日常生活に障害が残ることになります。喉頭がんは比較的全身の臓器に転移しやすいため、進行がんになっていた場合は、肺やリンパ節、肝臓、骨、脳などに転移がないかどうか調べる検査をしなければなりません。
喉頭がんの初期症状は「声がれ」といわれる声のかすれや、物を飲み込む時に痛みがある、呼吸困難がある、などがあげられます。最初の自覚症状は「声がれ」のみのことが多く、痛みをともなうことはあまりありません。喉頭がんの患者のほとんどの場合がたばこを数十年間にわたって1日20本以上吸っていたヘビースモーカーです。しかし早期に発見すれば怖い病気ではありません。ヘビースモーカーで少しでも声の調子おかしいなど、初期症状が現れた時は、耳鼻咽喉科で適切な診断や検査を受けて早めに治療を受けるようにしましょう。